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彼女は、不思議に落ち着く雰囲気を持っている人。

なりも細くて、全く肝っ玉母さん系ではないのだけど。包容力?というほどうっとうしいものではないけど、ポキッと簡単には折れないような根っこが這ってる木のような。

知れば知るほど、普通の人と違う。普通の人の定義、しらんけども。

だけど、一見したところはごく普通人で。そこらへんが不思議さの一因か。

ともかく、私は、彼女に惹かれるものを感じている。

ある人から見たら、「変わっているよね」という形容にもなるのだ。いや、実際、私もそう思ってたふしもなかったわけでない。けど、彼女のことを否定する気持ちは全くない。むしろ尊敬にも近い気持ちだ。

夫婦円満家族円満子だくさん

休みの度に家族で旅をする。行き先は決まって海、島。おそらく、一日中、浜辺に寝そべってお話したり、ごはんを食べたり、ワインを飲んだり、泳いだり潜ったり…そんな旅なのだろう。

着飾ったりしない、モノもなにも持ってないように見える、まず興味がないだろう

子供たちと食べるごはん、かわるがわる彼女の子供たちが傍らにきて、「ママ~」「○○が仲間にいれてくれないの」と泣く なだめる

日に何度も赤ちゃんのおむつを替える、おっぱいをやる

おしゃべりをする こどもたちは自分で勝手にお風呂に入る ケンカして泣く 彼女が様子を見に行く お風呂から出たオチビさんたち、いつまでたっても真っ裸 パンツはきなさい~とか云う気配もなし ハダカでマシュマロ焼いて食べてたりする

満たされている なにも怖がっていない

そんな推測が合っているか、私にはわからないけど

彼女の家で過ごした土曜の午後。

わたしも満たされて、しあわせになった

どうやら

わたしはちょっと変わった友達のがすきなのだ 変わっていて温かい人がすきなのだ