4:37 pm そういう星の下

ハマチはさきほど友人に誘われて出かけていった。

どこかの公園でアーチェリーのレッスン、友達が見に行くのに便乗して。

ピックアップに来た友人のお母さんは、今度はサッカー誘うわ、と言って颯爽と車を駆っていった。

先週はペイントボール(ガンで打ちあうスポーツ)に連れて行ってもらった。

あの子は不思議な子で

わたしはどこにも連れて行ってやらないのに

だれかがどこかへ連れて行ってくれる

日本にいたときも

釣り堀、春の花見、冬のアイススケート、海水浴、渓流遊び‥

こちらにきてからも

気がついたら よその家族の一員さながら バドミントンしてたり、ご飯いただいてたり(おい)

ボートをチャーターして離れたビーチへ遊びに‥とかいうしゃれた遊びに ハマチのおかげで行けたりもする

一人っ子だから、声をかけてくれやすいのかもしれないけど

人といっしょにいることが大好きな子どもだから

わたしはただただ ひたすらありがたいなーと 家で思っておりまする。

わたしはといえば、町内の子供会にも行きたがらないような

内弁慶の子どもで、思えば、ハマチみたいによその家族に加わって遊びに出かけた記憶なんてない。

私は、一人で十分楽しんでる子どもだったし、例えそういうお誘いがあっても、行きたがらないタイプ(汗

ハマチの場合、イベントというイベント、耳に入るやいなや、「行きたい行きたい行きたい」の猛アタック どうしてそこまで彼を駆り立てられるのか‥(そしていかにしてそのアタックを交わそうとするか苦心する母)

親子でも、まったく違う、パーソナリティ。あたりまえだけど。

そんなハマチのおかげで、私も、違う世界があるのだということを知れた気がする。

彼はきっと、そういう星の下に生まれた人なのかもしれないな(大げさだよ)

人と人は影響しあって 感化しあって いくのだね すなおに受け入れるのも 才能なのかもしれないなあ すてきなお誘い かもん!

今、インスタントコーヒーを飲みながらそんなことを。