God only knows

横になったものの、暗闇の中でipodを聴けども、

明日のタスクを手元の携帯に打ち込んでみたりしても、

かえって目が冴えてしまった。

いろんな思いが駆け巡り、おもいをはせてたら、

なんかかゆくて!(かゆいんかい!)

枕もとに常備のムヒを塗ってしのいでたら、耳元で「ズズズズ…」という音が。

そうなのだ、ここ二、三日、毎晩夜中にかゆいなと半覚醒してると

耳元に「ズズズズズズズ」というモスキート音が。

そのたびに蚊取り線香をつけに起き、ついでにモスキートラケットでしとめるべく、サイドランプを灯して、そしてしとめることなく、いつのまにか眠りにつく。そんなこんなで、眠りが浅い。へんな姿勢で寝込んでいるらしく、毎朝、どこかスジ違い。

と、一匹の蚊をしとめたいのか、もの思いの続きをしたいのか、自分でもよくわからないが(おそらくそのどちらも)PCに電源を入れた。

…だけど、もう蚊はどこかへ行ってしまった様子だ。。。(くー、成敗したいのに)

気を取り直し

◇自分ログ

・「さびしい」って言葉を のみこむのみこむのみこむ

なんで? なんでそんな強くいんとあかんの?そんな強くないやん。 そう思ったら涙がちょちょっと出た

・ちょうど一年前に 戻ってみたい。あのころ、なんにも先が見えない、割りに、妙に暢気で、わけのわからない開放感に身を任せてた そんな気がする。ほかになす術もなかったからだけど、今、あの開放感が少し懐かしい。今は…緊張している、少なからず。

あの頃に戻っても きっと同じ一年を過ごすんだろうけども。

・きのう、子供の通ってた小学校に用事で行って、受付で待たされてる間、置いてあった学校案内のパンフをめくって見てたら、二年前のハマチのスナップ写真が載ってた。写真をめくって過ぎたあとに「え、ひょっとしてこれはうちの子?」と母である私でも思うほど、二年前の彼は、ほっぺが丸っこくて、別人みたいだった。たしかに見覚えのある写真で、一緒に写っているのはクラスメートだから、やっと「うちの子だ」と確信したけれど。こんなに丸くてかわいいほっぺたをしてたんだ。その発見が、懐かしくて、うれしくて。そしてちょっとさみしい。

・きのうは学校で、恒例のバンドコンサートで。白いシャツに黒いパンツの彼らが。普段より大人っぽく見える。男の子たち、すっかり背が伸びて、少年から青年に近づいている。出番を待つ間も、友達の携帯のゲームを覗き込む、そんなしぐさは子供のまま。でも、風貌は、若い男だ。ドキドキにも似た、そんな驚きまじりの気持ちで彼らを見ている自分にきづく。

時は、とまることはない。ここで、こうして、彼らのティーンエイジャーになりつつある時間(12から13になる歳)を共有している事実、それだけが、甘酸っぱさと、たのもしさと、ありがたさと、なんだかごちゃ混ぜ。そしていずれ、みんなどっかへ行ってしまう。

ipodの中の”ラブアクチュアリー”のアルバムを聴く。

そういえば今年のはじめ、DVD見てたら、涙が出てきて出てきてしょうがなかった。忘れてたけど。

Christmas is all around

Sweetest goodbye

All I want for Christmas is you

God only knows

All you need is love

Glasgow love theme

PM's love theme

クリスマスか。みんなが幸せだといいな。それはほんとに思う。

・きのう、ほんとに久しぶりにビーチカフェに行った。すっかり場所があやふやになっていたから、友達に頼んで連れて行ってもらった。まるで理想的で、絵に描いたような、やっぱりすてきなロケーションだった。

なんでこんなに近いのに、ずっと行かなかったんだろう。

こんなふうに気がついてても、行かないことややらないことが、たくさんあるってことだ。わたしってやつは。

・外国に暮らすのは、自分の国に暮らすのと違って、たくさんの発見が身近なわけで、ものすごい楽しい。もちろんいつもいつも楽しいと実感してるわけではないけども、言葉に尽くせない思いで踏み潰されてた時間もたくさんあったけど、それでも今はやっぱり楽しいし、得がたいと思う。自分がそう思ってるって気づくのに ほんとに時間はかかったけど。ほんとにたくさんの人と会ったし、言葉を交わしたし、葛藤したし、そのわりに成長なんてしてないけども。歳を重ねても、かしこくもならないし、器用にもならない。こんなままで、この先生きていけるのか、という不安はなくなることはない。でも、人と出会うのって、その場限りであったとしても、何かが記憶に残る。おもしろいものよ。

おそらく、ここで書き散らかしてきたことで 自分の中にじょじょに認識として積み重なっていったのかもしれない。

 

いま学期末で、ちょっとさよならシーズンなので、センチになってみたり。

diversityといわれる場所にいると 会う人も多いけど、さよならする人の数も多い。

いく人来る人。

このタイミングで会って、このタイミングで別れる人。神のみぞ知る。

きっとGodは わたしのためにプログラミングしてくれてるんだ、と思うよ。

ついでに、追い風も向かい風も、全部、そんなふうにプログラムされてるのかもな。

追い風ばっかりもありえないし、ほら、そういったら、向かい風ばっかりもありえないのさ。きっと。

・人種が違う、環境が違うって面白い反面、やっぱり相容れない壁もあったりするのは事実。

こちらからコミュニケーションできなければ、やはり普通にわかりあうなんて、虫のいい話はあるわけない。もちろん、気が合うか合わないかは、言葉が通じなくてもわかるものだけど。ともかく、自分から相手に懐に飛び込んでいかなきゃ、仲良くはなれないものだな。

まだまだ、修行が必要な私が、今時点でわかることは、そういうことだ。

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