ことしのまとめをそろそろ
今年2007年は、昨年から続いていた、寄せたり退いたりする波にただただ漂っていた一年だった。
波は、急にうずしおのようになって、わたしを沈めたりした。でも、息はできた。いっときだって、死ぬほどの思いはなかった。ある意味、予測していたことなのかも、しれない。
進んでいるような、後退しているような、おぼれているような、泳いでいるような。
急に置き去りにされたような気もするし、とっくの昔に自分が捨てたくせに、いじましく握りしめていたような気もするし。
心にぽっかりと突然おおきな穴があいてしまったような、小さくできた亀裂をじわじわじわと自分の指でぐいぐい広げてしまったような。
あっぷあっぷしながら波間に漂い、でも漂っていることにももう慣れた。マイペースで犬掻きしているか、たまにはスイスイと背泳ぎだってできる。
私がいつかたどり着けるのは、ゴツゴツのリアス式海岸?それともおだやかな浜辺?もしや工業地帯の汚い港湾?
それとも海賊船か、豪華客船か、釣船か、ゴムボートか、バナナボート^^いずれか…救助を期待していいものか?
それとも、人魚姫…に、無理があるならジュゴンか、マナティになって遠い島まで泳いでいこうか。あ、それいい。泳ぎが上手くなって楽しくくらそう。友達できるかな。
○今年気がついたこと箇条書き
・人には美しい歴史がある。けど、それがなんやっちゅうねん。
・コンプレックスや、困ったことを抱えている状況。それは"challenging"チャレンジしている状態なのだ。だから憂うことなんかじゃない。だって、すでにチャレンジがはじまってるんだから。(知人のカナディアンの言葉から私が勝手に受け取ったメッセージ)(英語だから、わたしがよいように解釈しているのかもしれないが、日本人でなかなかこういうことを言う人にお目にかかったことがないので、目から鱗だった)
・自分の生活って、自分でオーガナイズしないとつまらないね。ほんとにそう思う。でもそんな簡単なことに気づくのに、二年半かかった。その間、夢でもみていたみたいに空虚だった。人に左右されるなんてまっぴらだ。生きたいように生けばいい。
・自分にとっての必要、不必要を見極めて。ミニマムに暮らそかな。
・人生うまくいかないくらいでちょうどよい。不自由なくらいでちょうどいい。足りないくらいでちょうどいい。味がでてくるから。ひねた味?かもしれないけど、それもいい。そして自分で満ち足りる術を探し出すほうがよっぽど楽しい。
・ゆっくりと変えていく。急ごしらえは…きっとだめ。からだが完璧に覚えるまでゆっくりと。焦ってもなにもならない。ゆっくりでいい。自分のためなんだから。(ヨガの先生から勝手に受け取ったメッセージ)
・自分はひとのために何ができる?ひとを喜ばすことができるだろうか。そういうことを考えない人は魅力がない。
・失恋、と呼ぶのかどうかわからないけど、ずっと私の心に住んでいた人が消えてしまった。子供のように、迷子のように、さまよえる気持ちだった。どうして私の前から消えてしまったのか、何度も問うた。けど答えは帰ってくることはなかった。でも、わたしはその人と会えて幸せな一瞬があったし、今も好きだ。でももう忘れるときがきた。それだけでいいや。
・人はどうやったら幸せになれますか?
-人はいつの時代もその質問をし、そしていつも回答を得ることは難しいです。が、ひとつだけ言えることは、できるだけ人と関わることです。(これは子供が学校から借りてきた子供向け百科事典(イングリッシュスピーカー向け)に書いてあった)
・3つのポイント
1. Doing more than what's expected.
2. Having a good attitude.
3. Treating others as special.