こえがわり

ハマチの小学校時代の友人(ハマチはいま、中学生です)(日本では小学生やけども)(って前置きが長いなあ)が、卒業以来(昨年七月)はじめて遊びに来ました。

いやーびっくりしました。声が大人の声なっとるんですわ!

先日、ハマチがひさびさに遊びたいなーと彼のお家に電話したときのこと

「●●お願いします」と言って次に出てきたのが「I'm ●●!」と名乗って出たのが、「だれか知らないおじさん」だったので、ビックリして「すみません、間違えました<(_ _)>」と切ってしまったというのです。

「え!切っちゃったの!だって●●って言って出たんでしょう~!?なんでボク、ハマチです、って名乗らなかったんだよ。そしたらむこうもアンタだってわかったかもしれないじゃん~」母は無情にもこんなことを言い放ちましたが…

「だって、すごい声だったんだよー。おじさんだったんだ。」と言って聞かない。もう一回かけてごらんよと勧めてもすぐにはかけられないほど。

よっぽど声違ったんだねーー、あわてて切った、まだボーイソプラノのハマチ。(彼は、小さいときから甘えた感じで話すヤツなので女の子と間違えられたりする)

今日ひさびさに見た彼は、背こそ伸びてはいるものの、顔もそんなに変わっていないカワイイ少年なんだけど、声は青年のものだった。

わたしには男の兄弟もおらず、同年代が声変わりする頃、私は女子校に通っていた。そのせいで声変わりした少年といってもなにしろデータがない。(自分の中に)●●の声を聞いているうちに思い出したのは、同い年の従兄弟がこんな声になったときのことだ。わたしはほのかに彼に従兄弟以上の気持ちを持っていたんだった、そんな淡い気持ちまで思い出してしまった。

ほんの一年半前くらいか、うちで、ゲームをして口げんかになり、感極まって怒って泣き顔になってた●●が青年の声になっちゃった。もうあんな子どもっぽいことで怒ったりしないふうに思えた。ふふふ、と笑う声なんて低音が響いてなかなかいい声でもある。

時の流れを感じた。

日本で言えば、小六のお年頃。(●●はね)(ハマチは一つ下、誕生月の関係で)(でも半年と変わらない)

あのカワイイ声はもう聞けないのか…。

ハマチは、いつ頃、そのときがやってくるんだろう。

やっぱ泣けるなぁ。たぶん。(ちょっとね)…どんな声になるかね、ハマチ。せめて楽しみにしようっと。

相当おしゃべりなお調子者だけど、低い声になってもそのままだろうか。なんだか怖い気もする。