10:21 pm
親しくしていただいていた方がひとり関空を去りました。
おととい(だっけ)、「閉店しますがらがらがら」って日記を書いて、彼女らしくきっぱりと明るく。
驚く人々に、リプライを済ませ。
今日みたら、空間が消えていました。
さみしいですともー。
これがリアルな引っ越しだったのなら、カーペットに椅子の脚でできた凹みとか、
壁にタンスの日焼けの後とか、見てわかる。
けど、WEBっていうのは、欠番になってしまうだけ。行き止まりの白いページ。
ただ、じぶんの空間でやりとりしたコメントに[この発言をされた方は退会されました。] ってあるのが、彼女のあしあとのしるし。
ずっと覚えていますから。
不思議ですね。お会いしたことはないのです。けど、あの町のあの辺りに、って感じで、心の地図に住んでたのです。心の地図っていうのも‥けっこういいもんかもなーと思ったりするのです。
今まで、急に消えてしまった人もいました。今頃どこで何してるかな。楽しい人だったな。
さっき、あらためて、違う方で、お名前が消えている方を発見してしまった‥。
宣言なく、気がつくとき、いつでもやっぱり‥放心します。俄に信じられなくて、伝言をやりとりした記憶がある人なら、さかのぼって捜してみたりします、以前の伝言を。間違いじゃなくて。‥もういない。言葉を視覚でやりとりするっていうのは‥かなり記憶に残るものですね。はじめて知りました。
みんなが行ってしまうとき、わたしもいつか行ってしまうのかな、と思ったりします。いや、自分から去っていける潔さ、今は持ち合わせてませんが。ある意味、リアルも同じです。人間て、立ち止まり去っていく、生きてさよならしてく。わたしはまだ心の地図持ってあっち行ったりこっち行ったり。自己満足を続ける模様。
実生活ではほぼ絶対に言葉を交わすはずのない人たち、その不思議。
(世の中にはひどいひどい事件もあるけれど)その人たちから、元気もらったり、気持ちが晴れたり、助けてもらったり、違う見方を教えてもらったり‥そういうこともあるのです。
みんなみんな、元気でいるといいな、と思っています。
そしてまた、会いましょう。
※画像は今日見た花