芋たこなんきん

今週は芋たこに昭一兄ちゃん(火野正平氏)の出番が多くて楽しみだった。

普通にあんなオッサンいるやろなぁという感じの演技。

でも、「あ、そうか」というときのポツリと言う具合とか、「角煮」(犬)に話しかけてるとことか、

なんかしらんけど好きやわ。

あと、妹の晴子とふたりだけで話す場面もちょくちょくあるのだが、歳の離れた兄妹の話している感じがなかなかいい。頼りないけど、お兄ちゃん。ドラマなのに、小さいときの兄妹が見えるような気がする。

今週は、ドラマの中でおじいちゃんが死んだ。あの小島慶四郎さんは、はじめ誰やねん~見たことないなーと思っていたのだが、芋たこサイトに、寛美さんと一緒に松竹新喜劇に出てた人だと知った。そう言われたらわかる。子どもの頃、吉本と同じように松竹もテレビでよく見てた。新喜劇と名が付けば喜んでテレビ見てたわたしやねんけど…物心つくようになってから、松竹は、どうも顔のでかい化粧の濃いアホ役ばっかりやけどよくしゃべるおじさん(寛美さんのことです、すんません)とそのオッサンの妹役と、ちょっと若いこれまたすっとぼけ顔のお兄さんが出るんだなぁ…と思って見てた。たしか祖母が好きだったから、劇場にも行ったことがある気がする。正直、吉本と違って、人情劇で最後に寛美さんの長い口説き(説教)があるのが、ねぶたくて、子ども心には辛気くさくて、あまり好きじゃなかった。

あのときの若い方のお兄さん(お兄さんに見えた)が芋たこのおじいちゃんだ。

なかなかいい味だしてはるよなぁ。

来週は子ども達が大きくなってしまうらしい。次男坊おもろくて、かわいい子だったので、もう見れないのね、残念。

「國村隼、かく語りき」というページが来週からはじまるらしい。國村隼氏をわたしがはじめて知ったのは、「ふたりっ子」だった。たしか将棋会館の事務局の人役。いかつい顔のおっちゃんやなぁという印象しかなかったけど、今はいいなぁと思える。歳をとっていい顔になるのが男も女も理想やねぇ。普通の人で色っぽいっていうのがいいんよ。(まぁ俳優さんは普通の人に見える演技をしてるんだろうけど)

※画像は芋たこのにしようと思ったけど、火野さんの若い頃のジャケ写を拝借。

(07/01/16更新)

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