2:02 am うしみつどき

きのうはひっこしでした。

いろんな思い出のある家でした。

かたづけのできない女ナンバーワン（推定）の私なので

ひっこしなんて大嫌い。

とくに二年ほど前の、日本からこちらへ越してくるときのことは

思い出しても悪夢でした。（三日がかりの引っ越しでした…）＝荷物の搬出だけで、引っ越し業者が三日きました…

あれで、かなり「何か」を学んだはずのわたしだのに…

やっぱり業者が来る朝9時半まで、片付けきらず…。。。（おいおい）

それはさておき…（どれをさておく？）

引っ越ししました、といいながら、実はまだ、その家でパソをたたいています。

荷物(パソをのぞく）は、new　placeに入れ終えましたが

この週末は……「おそうじ」！です。

おそうじのできない女ナンバーワン(断定）の私ですが…もちろん容赦ありません！

シンデレラのように（ま、異論あるだろうけど言わしといてください）おそうじにあけくれる予定です？土曜日曜

私物がなくなっても、家具(ベッドとか冷蔵庫とか…）はついてるので

引っ越ししたとはいえ、居残ることもできなくはない。（もちろん未だ契約中なので）

自分たちがここにいた証が、立ち去った抜け殻のようになったこの家で、

ベッドに横になったけど…寝られません。

いろんな思い、が、めぐります。

たった二年のことだけども。いい大人になって、わたしがここでどんなこと思ってたか、何をみて、何が聞こえていたか…毎日毎日、どんなふうに流れていったか、それは私にしかわかんないこと。

ハッピーだったこと…そして悲しかったこと。ふふふ、今だから(少し）笑えるけど！

ま！人生、だれしも泣き笑い、なのであーる！

よく外廊下に出て、鳥たちの声、飛ぶ姿、いつまでも見てたっけ。とくに夕方は、忙しそうな鳥たちだった。少し見える海を見たっけ。今まででいちばん、日々、風を感じて過ごしたし、噴水の音に癒やされた。夜にはヤモリのささやく声を聞いたっけ。鳥と花、風と水の音＆ヤモリ、コウモリまでも＾＾brilliant！

はじめは鬱陶しいとさえ思ったオーナーさんも、すごく親切なナイスおじーちゃんだったなあ。

（ことしも早速、月餅くれたし…）ってそれだけじゃないけど。

日本語でできないコミュニケーション。それはそれはおぼつかなくても、

人の心って…結ばれる人とはつながるものなのかもな。ふしぎじゃ。

そうそう…隣人の彼との別れも寂しい気分にさせるわっ。（わたしだけやねんけどっ）

「ひっこすねん、この家、大好きやったからさびしいわ」って言ったら、「だいじょうぶだよ～～」って肩をハグしてくれました（ぽっ）。

（って「何が大丈夫やねん！？」とツッコミを入れたい気分ではあったが…そんな、たいした意味のない一言が正直うれしかった…）

もう、会うこともなくなるなあ。。。週末のギターも聴けなくなるわ。

すてきなひとだったなあ。

さよなら、わたしの（ここでの）はじめての家。ありがとう、ここに住めて、やっぱり幸せだったよ。

わたしを見守ってくれてありがとう。