2007-11-03 1:10 am 日記 あの人の 鼻の形がすきだった あの人の 耳の形がすきだった あの人の 顔の形がすきだった あの人の 口の形がすきだった あの人の 額の形がすきだった あの人の 顔をさわるとき あの人の 髪をなでるとき 大人の女になるのだった それは 母のような どこまでも深い気持ちにも似て 狂おしく それなのに あの人の すべっとした足のつま先とぶつかるとき 少女のような 笑みを浮かべてしまうのだった