ばったり会う

ホリデーまじかな土曜日。

昼前に家を出て、ショッピングモールへ。

子供に頼まれたナゲットを買いに行ったマックで友人親子（日本人）にばったり。マックに絶対いそうにない人なので余計びっくり。連れといっしょで子供がたくさんいるランチだったみたいだから。

そのあと、

ギターレッスンに行ってる子供を迎えにいこうと歩いてたら、ゲームショップで物色してた知人（カナダ人）親子にばったり。彼女はここしばらくプライベートの生活が変わり忙しくなり、姿を見かけることがなかった。彼女の発する相づちでさえ、わたしにとっては、楽しくて、いいヒントを与えてくれるような、大好きなパーソナリティの人なので、ばったり会えてうれしかった。

そのあと、子供の友達のバースデーパーティへ行き、これまたワタシのわずかな友人・知人の何人かと会い、歓談のひとときを。（とかおよそ聞き役とか…）わたしのヨガの先生（マレーシアンチャイニーズ）も来ていたのだが、彼女にも、私はいつも元気づけられる何かをもらう大好きな人だ。

パーティのあと、好物のシュガードーナツを買うためにスタバに立ち寄るも、シュガードーナツは売り切れだった。…だが…ちょうどレジでオーダーしている先客が…子供の前の学校の先生（NZ)だった。子供もわたしも大好きな先生だったのだが、転校したので会えなくなって久しかった。狭い町なのでいつかどこかで会うだろうと心のどこかでずっと思っていたけど、この数ヶ月そんな偶然はなかった。（同じ学校に行ってたときだって、学校の外でばったり会うなんてことは全くなかったのだから、「偶然」を期待するのがまちがってるのだ）彼女は明日、ホリデーでNZに帰るのと言った。

どこかで会える、その偶然は、今日のこの瞬間だったのね。普段行かない場所に行き、普段行かない時間にスタバに、ドーナツだけ買いに行き、ドーナツは売り切れてた（のでスタバでは何も買わなかった＾＾）…そんな瞬間に。

先生は相変わらず、肌になじむゴールドのアクセサリーをたくさんつけてて、握手したあと、香水の強い香りがした。それと久しぶりにみたあの笑顔と。うれしくてなんだかホッとした。

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ばったり会った人、とは会いたかった人だったのは今日の私の幸運だ。とくに学校の先生とは、会って話がしたいとずっと思ってたけど、チャンスがないままだったからほんとうによかった。

こうやって書いてみると、私が人に求めているのは包容力なんだろうかね。フレンドリーで、母のような姉のような温かさで、ポジティブ。そしてどこかカワイイー。（ということは、今のわたしに足りないところがそういうところなのかなあ、と思ったり）人を惹きつける力って、実に単純で明快でもある。みんなそれぞれ違うけど、今日会った人は、私の理想とする大人の女像をどこかに持っている。

たまに、会いたくない人とばったり会うということも、まぁ、ないわけでもないけど。

（ちなみに考察ついでに。会いたくない人は、セルフィッシュで笑顔のない人、打てば響く、というような柔軟さのない人。いやみな人。…自分にはそれは足りてる！から会いたくないのかな？はははは）

余談だけど

ばったり会った、のは、女性ばかりだった色気のかけらもない私の日記だけど

こんな私にも男性でばったりと会いたい人ももちろんほんの少しおりますが。

でもその中のひとりの彼(以前の隣人英国人）とは先月だったか？もうばったり会ってしまった。子供のレッスンのお迎えに行ったら、たまたまギターを物色中で試し弾きをしている人がいて、よく見たら彼だった。「やあやあ、元気？その後どう？うまくいってる？」みたいな話（だけ）して、「じゃあね」と別れた。not　keep　in　touch…。もう偶然はやってこない気もするね^_^;

こうやってばったりと人に会い、ばったりと別れ、いきあたりばったりな人生が過ぎていく。

※画像は今日は食べられなかったシュガードーナツ