パンづくりと割れたお皿

昨日の午後は、息子は早帰りで(休暇前で今週は半ドン)←半ドンて…最近の人は使わないかも知れませんな 「お~ラッキー、午前中で学校終わって、しかもホームワークがないなんて、いいよなあ~ぐふぐふぐふ」と浮かれてた。おい、たいした勉強もしてないくせに、行ってすぐに帰ってくるのがそんなにうれしいもんかねー、と意地悪お母さんは思ったが、 「…あぁそうだよねー、お母さんも、子供の時土曜日は三時間で帰れるのめちゃくちゃうれしかったなあー」と言った後、ん?息子世代は、小学校あがったときからすでに週休二日だったのだなーと思い出し…なんだかちょっぴり妬ましいような気持ちになった。 でも、あの半ドンのウキウキ帰り道は、経験しておいてよかったよ。だって、そう、今の君のウキウキといっしょだからさ。 で、早くに家に帰った息子は、最近、こちらの衛星放送でアニメ「焼きたてジャぱん」を見てから、パンを作りたくってしかたなくって、 「これから作る~」と言った。なんせ面倒くさがりのお母さんなので、手伝う気なんて毛頭ないわさ。(おい) 先日一度だけ、いっしょに作った(しかもずいぶん簡単にできるやつ)ので、本日は一人で。ところが、本日の出来のほうがよかった。中もふわふわで、おいしかった。ずぼら母より息子のほうが、瞬発力はあるし、いい仕事するみたい。(哀)(オーブントースターで焼くので、焼き加減がムヅカシイけど) あぁ焼きたて美味しい~と平らげ、 お皿を台所に持っていったところで…ガッシャーンと音がして、落としたお皿が割れていた。 いくらけっこうやるね~とほめても、そういうとこはやっぱり子供。…おまけがついてくる。 あぁ、割れたお皿は、磁器でぐるりが青のラインで、きどりのない平らな皿だったので重宝していた。以前勤めていた会社の先輩から譲り受けた(彼女は自分用にウィリアムズソノマで買ったのだが、思ってた風合いと違った、といって引き取り手を探していた(彼女は、自分の審美眼には非常にきびしい人だった))そんな経緯のある皿だった。(ともかく私はその皿を気に入った)先日、関空でコメントを書きこんでいて…急にその先輩のことを思い出した。検索かけてみたら(彼女はエディターだったので、実名で仕事していた)どんどん活躍の場を広げていらした。(関谷江里の京都暮らし)(京都好きさんおすすめします)彼女との接点?だった皿が割れてしまったよ、まったく遠いところにいて、こっそりひっそりと思っている。何枚かあった皿だったが、知らぬうちにすでに最後の一枚だった。さよなら、わたしのお皿。 ※画像はちょっと焦げ加減がまた香ばしい!息子作パンと割れる前の皿 パンづくりと割れたお皿の画像