○○区のヒロイン

昨晩、久しぶりに書いたなあー(日記)と思ったら、めっちゃ長い日記で、自分でびっくりした。 書いてるうちに夜中というのにおなかが空いて、最低なことに、誘惑に負けてオレオを食べちゃったり、朝目覚ましなっても起きれなかったり、めっちゃ肩が張ってたり。 関空で(ネットで)夜更かし、ひさびさだった。あーこれこれ、この感じ…感覚が戻ってきた。 (いいことか悪いことかわかんないけども) 日本からこの南の国に戻ってきて、実はすでに何週間か経つのだけど、 いままでだったら絶対関空してたやろ、って時間に関空もしないで何をやってたのかというと まずは ・ギターヒーローWii)ハマる ・貸本屋で借りたマンガ(弘兼憲史の黄昏流星群なんか借りちゃって。)←リアルタイムで読んだときは、年老いた人の話やな~と思った、のにのに。違和感ない年齢になってました)や本(「おひとりさまの老後」「東京タワーオカンとボクとときどきオトン」)を読んでたり。 ・日本で買ってきた「情報は一冊のノートにまとめなさい」を読んでたり。 ・日本映画フェスティバルが映画館であったので、ハマチが見たがった「時をかける少女」(新しいほうのアニメね)と「東京タワー オカンと…」を観にいったり。「時をかける少女」は思いのほかいい映画だった。なんだろ、懐かしいようで、いや、あんな男ともだちはいなかったろ、って悔しいような気持ちがしたり。「東京タワー」は他の観客がまったく反応しないところで…突然、ウッときて嗚咽してスクリーンが見れなくなった。 ・日本に帰ってから、ハマチは日本のテレビが懐かしくてしょうがないらしく…買ったものの見てなかったちょっと前の日本のドラマのDVDを毎夜見てた。「結婚できない男」とか。「タイムマシンはドラム式」とか。貸本やで大好きな「舞妓Haaaan!」があったので、借りてウキウキして見たんだけど(三回目)…最初に見たときほどのインパクトはなかった。(見過ぎやねん) ・ハマチが貸本屋で借りた「めちゃいけ;イケメン選手権?」のDVDを見た。そのあと、youtubeで「やべっち寿司」を見せさせられた。 ・どういうわけかハマチが急にはまりだした「グルーヴライン」(Jwave)のポッドキャスティングを聞かされたり。(シモネタが非常に多いが、子供と聞いていてよいのだろうか…) ・あとは、ほとんど毎日、家の模様替え。買っただけで満足してる本が多すぎる。せっせと読むべし。読んで処分するべし。 ---- ・映画「東京タワー」を見てたら、中学から高校生までを演じた声変わりしてない男の子の顔が、妙に懐かしく。なぜなんだろうと思って、映画が終わる頃思い出した。 18の頃、知り合いになって、わたしは好きになっていったのだけど、これといったきっかけもないままに、会えなくなった男の子。その人にどことなく似てる気がした。彼は、私のことなんて興味なかったのかもしれなくて、私もそのあと、違う人を好きになって、なにごともない二人だったから、でもなぜか思い出すあの人。たった一度だけ手紙のやりとりがあった。もう何も覚えていない。色っぽいことは何も書いてなかったことだけは覚えてる。そして手紙の末尾に「○○区(わたしの住んでた区)のヒロイン ○○さま」って書いてあった。たったそれだけ。なのに、何度も反芻した、うぶな当時の私。 その人の名前、なんとなく。検索してみた。 …特許をとったりしているみたいだった。当時彼が通ってた大学の専門だと、その特許を取ってもなんの不思議もない。東京のなんだか大きいプロジェクトにかかわっているみたいだった。そうかー。大人になったんだねー。(あたりまえやん)がんばっているんだー。 なんかめっちゃうれしかった。 うっすらと、その人のくれた便箋の色が、そして、しっかりと、その人の独特な筆跡おぼえてる。 なんだかなつかしーぞー。元気で、生きていておくれー。 わたしもがんばらなあかんやん。