0:57 am

おととい。ひさしぶりの電話、そして嫌な感じの幕切れ。

でも前みたいのとも違う。

何か不穏な気配になりそうだと、もう どまんなか は通らずに。遠ざかる、 

はい、それまでで強制終了。がちゃり。

なんだか。

それでも。

みじかにあったはずの あの空気 瞬時に思い出して。 つい、ありのままな自分。いつまでたっても無防備で。

もう熱くなるのも醒めるのも もうどっちだっていいのに。

そして あらためて ふがいない気持ちになるんだ。

おとといの晩は、はやく床についた。そしたら、夢をみた。夢をみたのなんて、いつぶりだろう。

ほんとにびっくりするくらい 夢をみていない。

夢の中にはいとこがいた。彼は同い年で、やさしくて、おもしろくて、頭がよくて。

年に一度しか会えなかったからかもしれないけど、幼い頃わたしはいとこに淡い気持ちを抱いてた。

いっしょにヤッターマン見て笑い転げてるだけでめちゃくちゃ楽しかったし、

夏休みにおばあちゃんちのくそ暑い草むしり、させられても楽しかったし、

庭先に出てきたカエルを逆さにした植木鉢に閉じこめていじめても楽しかった。

何度も何度もスピード(トランプの)で遊んだ。

かなり小さい頃、夜はいとこみんなで布団にもぐるのだけど、真っ暗な布団の中で彼がマヒナスターズの「愛しちゃったのよ、やんやんやんやんっ♪」と唄うと勝手にドキドキした。(ってそうとう昔だし…)(マセてたなあ…)

いっしょにいるなんてことない時間のすべてが楽しかった。

夢は、ただ、その彼の気配を感じていただけで、実際登場したのかどうかわからない。ストーリーもあったのかどうだか…。

ただ、当時の気持ちをほんわか思い出すようなそんな夢をみてた。

なんだって、急にそんな、遠い昔のことを思い出したのかわからない。

けど、とっても楽しい気持ちだった。 あぁあれは恋だったんだなあ。

心地よかった。すっかり忘れてしまってたよ。