日々雑記

仕事。

職場のおしゃれさんといろいろ話しができて、妙にうれしいよな満足感。彼女が見た目がおしゃれさんだから話をしてうれしいのか?っていうと、そうではなくてね。話をしたときの反応の豊かさとかかっこよさとか、そういう内面から感じられる雰囲気。第一印象はめちゃくちゃクールでとっつきにくいイメージだったので、話をすればするほどチャーミングな人だとわかったこと、ウラハラな意外性!!

私はおしゃれな人が好きで、何かしら「ステキ」と思ったら口にださずにはいられない。自分でも調子いいタイプだと思うけど、本心から思ってないことは絶対言わない。

ふと思うに私が「おしゃれ」と思うひと。奇抜じゃないけど平凡じゃなくて、みじかにありそうなのに、ありふれていなくて、でも右にならえではなくってね、かっこいいから目立っちゃう。だれかの真似っこではなくて、その人しかできない何かを感じること。なんつーかほんつーか。

ひとつ足したら、一つ半くらい引き算するくらいの感じ。あまり引き算しすぎるとつまんない。だから私は最近主流のナチュラルテイストーはそんなに支持しない。着心地いいだろうし、上質なものだったらほんますてきねーって思うんだけど(似合わん私のグチともとれるが)みんないっしょじゃつまんないじゃん。その人だけが持つかっこよさだけがフレーバー。(ってなんのこっちゃ)

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あんまりにも体が悲鳴をあげてるので、甘やかしてあげるためにマッサージに寄る。もう欲求に勝てなくて、リフレとボディ両方お願いしたのだけど、リフレは強めの東洋式をお願いしたけど……。こうもっとピンポイントで、"くぅぅぅうーーっ"ってツボに入って泣き入れたいくらいなんですけど。リフレに関しての欲というか期待値が高過ぎるのだろうけど、日本では満足したことがない。いつも不完全燃焼だ。マレーシアでも正直、リフレはそうそう満足する人には巡り会わなかったですが。チャイニーズのジャネット女史と禿げの福さんがしのばれる。遠い目。

ああいうリラクゼーションスペースみたいなとこでの、お客様にはこう接客するべきみたいなの、あんまりにもマレーシアと違ってて、可笑しみというか、違和感というか。至れり尽くせりすぎてとまどう。お客さんには粗相があってはいけないっていうか。(とはいうものの、来馬したころは、あっちの素っ気なさにとまどったんだけども)たとえば、マレーシアの私が通ってた店では、「今空いてる~?」って言って「空いてますよ~」って言われたら、「はーい、足ここにつけておいてねー」「こっち来るねー」…そしていきなり揉み始める…そんな感じだったから)

ある意味、マレーシア(おそらく日本以外のよその国)では客も店員も対等。へりくだることもないし、そのぶん、店員はフレンドリーだったり、(無愛想だったり)その人らしさがより感じられる。(よくもわるくも)

仕事で、(お客さんありきの仕事なので)話しの仕方にすっごい気を使う毎日…それが日本の文化だから、もちろんお客さんに、タメ口を聞いてよいと言われたとしても気まずくて、めんどうくさいからそれはそれでできないけど、へりくだったり、相手を立てたり、しちめんどくさいなあなんて、今日はじめて思った。感じのよい心のこもったサービスは、もちろん大事だけど。そんなにお客さんて偉いかなあ、と思う訳、だって、お金払ってるけど、それに見合うサービスなり、商品なりを提供してるわけだからそういう意味で対等なのよねえ。もちろん心のこもった対応は接客にはマストだけど、ほどほどに、でいいなあ。本心が見えないほどの笑顔や、お客様は神様です的な言葉はいらない。

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本屋にて、勝間女史の本をはじめて買う。図書館で一度借りてみようと思っていたのだけど、つい魔がさして買ってしまった。仕事の後の本屋はついつい魔が差す…そんなことを週に何回もやっては、魔が差すとは言わないんだけど。買った本は「目立つ力 インターネットで人生を変える方法」という本で、わたしゃ、そろそろインターネットをフェイドアウトかなー(俄然興味うすれた)とか思ってたくせに、なぜ買うか?みたいな自問自答。(でもだからこそ買ってしまったのかも。ともかくこの方がどんなことを書いてるのかに興味があった)その本の中に、昔(十年くらい前?)、オフ会で会った方(村山らむねさん)が対談で載っておられた。ま、お会いしたときにはすでに有名な方だった(私は認識していなかったのだが)のでびっくりもしないけど、すごくフレンドリーで訳隔てのない方で、なんか用件忘れたけど、お手紙のやりとりをしたことを思い出した。ともかくあのまめさ、回転の速さ、人柄のよさ、面白さが、すべての原点なのだろうと思ったり。(らむねさんも年を重ねられたわー、と失礼ながら思ったり。だってとってもかわいい方だったのだもの)

誕生日占いの文庫本が売ってて、うっかり買ってしまいそうだったが、思いとどまった。ついあの人の誕生日もチェックしてしまうよね。なんかねー。知りたくもないんだけどねー、でもうっかり忘れることもないんだよねーふがいないが、仕方がないか。自分の誕生日は、どんな本で見ても微妙だなー。とどのつまりは、結局、多くの人には理解されない変人らしい…。(まーそういわれたほうが納得できるけどね)

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本屋にて何かを手に入れたあとはホクホクとしたホットな気分で、タリーズに寄る。アボガドのホットドッグを食べる。

となりのローラアシュレイさんに寄ってみる。昔、大好きだった時代があったの。東京でワーキンウーマンだった頃。赤坂に路面店があって。お店の雰囲気のわりに手ごろで。まだあまり着ている人もいなくて。レトロ古着が好きだった私のツボにはまって、東京一年生の頃を思い起こすといつも着ていた気がする。若かった。

ロンドンに行ったとき、ローラアシュレイのお店にウェディングドレスが売ってて、うら若き金髪乙女がフィッティングしてたのに出くわして、そりゃあ可愛かった。あれを見たときに…あぁこれはああいう人が着てこそ似合うのね…と思ってそれ以来、私はローラさんのお店から自然と遠のいた。

母が花柄好きのラブリーな趣味の人で、私があぁいうのが似合う女性であってほしいと願っているフシがあって、それに反発もし辟易もし、もうすっかりラブリー興味ないと思っていたけど、今日のぞいたら、実は私もクラシカルな大柄な花柄は実は好きなので、チラチラと見たら楽しかった。(わたしももう結構トシだしなあ)シックに落ち着いてみたいもんだ…。でもそんなおしゃれとは全く無縁だぜ。

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タリーズで見たフリーペーバーに齊藤薫女史のコラムがあり、「人はやっぱり顔だ」と書いてあった。顔が運命を変え、運命が顔立ちを変えていくと。ふむ。あるかも。いや、ありですね、たしかに。顔をみれば、だいたいのことわかります、よね?もちろん、顔に書いてあるわけじゃないんで、すべてわかるわけじゃないですけど、勘、みたいなもんだけど。顔に出るっていうか。そう、やっぱりキレイでも、腹黒いのとか、うそつき、とか、そういうのも感覚的にわかると思うんだ。(ま、流れでだまされちゃったあとに気がつくってのもあるけど)性格のキツさも顔に出るよなあ。年をとるととくに。(女は基本的にどんな女も性格キツイですからね…)

あなおそろし。私の顔って、どんなふうに見えちゃってるわけ?きゃー。(というふうにしめておく…)

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今夜はハマチがいないのですよぉ。ビールとポテチ。なんかそういうジャンクなことしたくなりません?(ビールはエビスのグリーンのやつ。おいしかったなあ。)いつもは怒ってばっかりいるのですけど、いないと気が抜けますね。(普段ガミガミしてるから、相当反動が)そんな彼に知らず知らず助けられているんだなあ、ガミガミ言わせるのもさ。なんて殊勝なきもちになったりして。(でもガミガミしないでいいのはいいけどねー…ッフー)

しずかに、扇風機が首を振る音とベランダにいるらしい虫の声が「ヒクヒクヒクヒク」と聞こえています。

お月さま、もうどこかへ行ってしまいました。