かっとう
目をそらさず思い切って直面することで苦しみは乗り越えられる。
かもしれない。
だからずうっと
現実を受け入れて受け入れて受け入れて
目をそらさず直面し続けて
もう平気よ…っていうか達観しちゃったわ、って
直面すること平板な気持ちでいようと努めて
とっくに馴れたのに
でもやっぱり思い出す思い出す思い出す
よみがえるよみがえるばかみたいに鮮明によみがえる
ハッピーな記憶も
バッドな記憶も
もうなんにもおもいだしたくなんてないのに
記憶なんてなくなればいいのに
くるしい
じぶんばっかくるしいなんていうつもり毛頭ないけど
平板に努めてる自分と
じつはなーんにも完了してない内面の
埋まらないギャップに苛立つ
ほんといらいらしてる
ばかみたいじゃんわたしだけ。でおくれたまま。いつまでこんな気持ちのまま?もうどうだっていいのにさ。もう忘れたいってのにさ。
英語の。文法の時間の、黒板にかかれた、時制の説明の。「完了」のひとつの点を描きいれる。たったそれだけのことだけど。それだけのことがうまくいかない。
しあわせだとかふしあわせだとか、そんな基準に己をあてはめるナンセンス。とつっぱっているものの、しあわせな記憶は、いまの私のあれやこれや、形づくっていて整理することむずかしい。
パソコンの空き容量が足らなくて、最適化さえできなくなった、それと似ている。(にてるか?)いっそ、バックアップなしのクラッシュか。
にんげんは、なかなかやっかいだ。