祖母のはなしことば

そばまんじゅう をKW登録して…

京都の祖母が、おまんじゅうをすすめるときに

「おまん、おあがり」と言ったと書いたのだけど、

それから急に彼女の話し言葉が思い出された。

●家族や下宿人がお風呂に入るとき

「ごゆるりとぅ」

●ごはんを食べるとき「いただきます」というと

「よろしゅうおあがり」

●外から帰ってきたひとに

「はばかりさん」

●がんばってというとき

「おきばりやっしゃ」「おきばりやす」

わたしはそもそも京都の人間ではないし、今、京都にはお墓参りに出かける程度だ。

実際町のひとびとがどんな言葉を話しているのか知らないけど、

京都弁は失われないけれど、一昔、二昔のひとびとの生きた言葉は

失われて居るんじゃないかと思う。

わたしも頭をひねって思い出さないと、もうこれ以上出てこないもの。。。

祖母はかれこれ20年近く前に他界しました。

わたしは、祖母の晩年、彼女のことを疎ましく思っており、近くには寄りもしなかったのに

今、歳を経て思い出すのは、好きだと思っていた母方の祖母ではなく、父方の彼女の方なのです。

ものすごく影響を受けているなぁと今頃感じているのです。

いまさらながら、おばあちゃんにあの頃のわたし、ごめんね、って頭をさげたいです。

興味深いWEBサイトを見つけました。

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