アディオース

勢いでKW登録などしていました。

ほんとーは、違うKWを登録したいーーーと思っているのです。身近で大切にしてるものとか…。

なのに、そういうものはいつまで経ってもしなくて、ぐぁーーーーっと登録するのは、「刹那」なものだったりします。今日もたまたま観た映画だったり、たまたま買ったスナックだったり。(これも前ーの日記に書いた、上原ひろみ言うところの「人生はimprovisation(即興)」だからこれでもいいのか。…ってこんなことで引き合いに出されてもいくら上原ひろみでも笑わないかしらん)

映画観にいったのですねー。はじめはハマチだけ、友達と観にいくというので、劇場に放り込むつもりだったのだけど、せっかく土曜日の激混みのパーキングにも車を停められたことだしね、わたしにとってもいい勉強になるしね。(英語のね)

ハマチの小学校時代の同級生たちに誘われたので、学校を変わってしまって一年ぶりに見る子たちの顔も見たかったし。同じ学校だった頃、可愛くていつもじーっと見てしまうイギリス人兄弟のお母さんとも一年ぶりで話をしたんだけど、なんと転勤でアブダビに行ってしまうのだという。(アブダビって、アフリカ?とか訊いてしまったアホな私。そうかーUAEか~)

うーわー、もう一生会うことないんやろうな。ってここにいるとしょっちゅうよ。

親友といえるほど密度の濃いおつきあいならいざ知らず、「袖すりあうも」程度だからね。

六月七月、この時期は、学年末でもあるので、お別れがちらほらちらほらとある。(いくら友達が少ない私でも)

同じアパートに住んでいて、夕方になるとプールで遊んでたあの子も、朝のウォーキングにいつも誘ってくれたあの人も行ってしまった。虚無感。まだ姿が、影があるような気がする。相手が日本人なら、最終的に帰る先は日本?だから、いつか将来どこかで合えるかも(約束でもしない限り、そんな偶然はないけれど)と思えるけれど

相手がよその国の人だとね……ほんとうに、ここで「袖すりあう」ことができたのがミラクルだなーと、じんわりと思う。

イギリス人の彼女ともわたしの英語が変わらずめちゃくちゃなせいで、最後まで気の利いたおしゃべりもできなかった、それがやっぱり残念だ。

フレンドリーな性格のお母さんだったから、いつも笑っていてくれていたけれど。

「あたらしい生活エンジョイしてね」って言って、お互いにハグした。ハグしあったことなんてないのにね、すんなりできる不思議。もうこの人と会うことはないんだろうなあと思った。行ってしまうんだなあと思った。あぁ、前にも同じような日記を書いてたなあ。こんにちはとさよならだけが人生なんだ。

悔やまれるのは、かばんにカメラを入れてたのに、みんなの写真を撮らなかったこと。

忘れてしまったのではなくて、実は躊躇しちゃったのです。なぜだろ。

みずからチャンスを逃しちゃいました。もしかしたら、喜んだかもしれないのにな。こんなふうにあとで思うとき、悔やまれてなりません。ものすごく。人との出会いと別れ。一度きりというのに。

※私のKWに登場したマイテディベアの男の子です。元気でね。

アディオスアミーゴ。