9:57 am おはよう とある日曜日

夜明けどきか…すごい雨音で目が覚めた

ベランダを打ち付ける雨音 えーまた雨ー?

…そういえば、昨日の日中に、乾き切らないままだった足ふきマットやらを干したままだった…あ”-また濡れちゃうのー

と思いつつ、起き上がるわけでもなく受け止める

ふと昨晩の ふてくされたような 気分を思い出す

9時すぎに実家の母から電話があったが、

なんだかとっても話しをしたくない気分で 

それが伝わった様子で、「もういいわ、切るわ」と切られた

やれやれ…いい年して、わたしも、相変わらずだなーと おもうんだけど

年老いた母にどうして 電話でくらい優しくしてやれないんだ、とひどく落ち込む反面

…彼女と話す その時間が 苦痛だ と思う ごく私的なことだけれど

こうしたほうがよい こうするべきだ こうあるべきだ こうしなくちゃいけない 自分(母)が手を貸さないと!…

彼女の考える 大人のあるべき姿 生活の姿 子供 家庭…

いっぱんてきに みな そう思ってやまないのかもしれないし わたしも そう おもわなくもないが

わかりきってること 何度も つきつけられても あらがう気もないが

うなずく元気もない

なので はやく そのような会話 おわらないかな と思っている

わたしは 親不孝者なんだろうな おちこまないわけではない

反面、じぶんの ひとりむすこにも 自分の母からいわれたような言葉を

投げかけている自分にも 気づいている

なんら変わりない 普遍的で 模範的で 一般的な 何気ない (ただ心配なだけの、あるいは気になる対象への) 母としての言動

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言ってほしいのは たったひとつ

まかせたよ だいじょうぶ あなたなら きっと

そんなことばなのかもしれない

たとえ そうおもえなくとも

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夜明け方の雨はやんでいるけれど

午前中 行きたいところ(行かなきゃと思っていたところ)は 今日もなし崩した

なんだかとどまっていたい気分

ここは隠れ家

すずしい空気と 蝉が絶え間なく鳴く音の中で